睡眠時間が短いから太るのか、太っているから眠れないのか

ネットの進化・普及にともなって、私たちは１日24時間、昼でも夜でも好きな時に情報にアクセスすることができるようになりました。たとえば、オンデマンドの映像配信サービスを使えば、夜中でも好きな映画を楽しめます。もちろん、ネットでは24時間常に誰かと触れ合うことができます。そんな現代に生きる私たちは、慢性的に睡眠時間が不足していると言われています。たとえば、1960年代と比較すると、現代の睡眠時間は一晩につき2時間ほど短くなっていると考えられているのです。
多くの研究によって、睡眠時間が短くなればなるほど人のBMIがあがることが証明されています。しかし、逆に言えば太っていることが睡眠障害を引き起こして睡眠時間を奪っているのかもしれません。どちらにしても、睡眠時間と肥満には大きな相関関係があるのは事実なのです。