糖の吸収を抑える成分⑧ギムネマ
血糖値を下げたり、小腸での糖の吸収を抑えたりすると考えられる
ギムネマはインドの南部や中央部やスリランカの熱帯林を原産とするハーブの一種のこと。インドでは古くから糖尿病の治療用に使用され続けています。このギムネマの葉をかみ続けると甘みを感じなくなるということが分かっています。これはギムネマ酸という成分の働きによるもので、血糖値を下げたり、小腸での糖の吸収を抑えたり、摂りすぎた糖を脂肪に変換して溜め込むのを抑えたりする働きがあると考えられています。そのため、最近は体脂肪や内臓脂肪が気になる人向けのサプリの成分としても注目が高まっているのです。また、脂肪を減らす働き以外にも、便秘の改善や虫歯の改善などの効果もあると考えられています。