太りにくい食事⑥夜食は控える
夜は「BMAL1」というタンパク質の働きで脂肪が溜まりやすい
「夜食を食べると太る」「夜寝る前に食べると太る」というのは昔から言われ続けてきたことです。夜食を食べると太る理由はいくつかあります。まず、夜は日中よりも運動量が少なくなり、消費するカロリーの量が減少します。夜食を摂ってから仕事をする、という人は別ですが、夜食を摂って寝るだけという人は余分なエネルギーが体内に脂肪として蓄積されるのです。そして、もうひとつは脂肪を蓄積する酵素を増やす「BMAL1(ビーマルワン)」というタンパク質の働きです。実は、この「BMAL1」は夜10時から深夜2時頃に最も多くなるということが分かっています。ですから、この時間帯に夜食を食べてたくさんの栄養やエネルギーがあると、それらを脂肪として溜め込んでしまうのです。夜食を食べるなとは言いませんが、できるだけ夜遅くに食べるのは避けたほうが良いでしょう。