糖質とは?

ごはんや麺類、パンなどの炭水化物は体内で糖に変わる

糖質という言葉の印象から、糖質とは砂糖などが多く含まれた甘いもの、デザートなどと感じてしまうかもしれません。しかし、糖質とは決して甘いものだけではありません。私たちが主食として毎日食べているごはんやパン、うどんといった炭水化物も糖質なのです。糖質は私たちの身体の機能を維持するのに欠かせないなエネルギー源のひとつで、消化・吸収されて血液といっしょに全身をめぐり、体を動かすエネルギーとなります。特に脳は血液中の糖質(ブドウ糖)が主なエネルギー源なので、極端に糖質が不足すると頭が働かなくなったり、果てには意識障害を起こすことも。
また、糖質は素早く消費できるという特性があるのですが、体内にそれほど貯められていません。それは、余分な糖質はすぐに脂肪に変換されて蓄えられてしまうから。つまり、脂質の摂取を避けるのと同じくらい、糖質(炭水化物)の摂取量を減らすことが、体脂肪を減らすことにつながるのです。